オルタナバンクは怪しい?その特徴と評判を解説!
新しい資産運用の形として、ソーシャルレンディングが注目されています。
少額から投資可能なので、投資経験が浅い方でも興味のある方は多いのではないでしょうか。
しかし、一口にソーシャルレンディングといってもサービス会社はたくさんあります。
どれを選べば良いのか悩むかもしれませんが、信頼性や実績の高さで人気があるのがオルタナバンクです。
そこでこの記事では、オルタナバンクの特徴やメリット、デメリット、評判や注意点について解説していきます。
投資して大丈夫?怪しくない?と不安に感じている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
オルタナバンクの特徴
オルタナバンクはソーシャルレンディングサービスの一つです。
ソーシャルレンディングとは、資金を集めたい企業と出資をしたい不特定多数の投資家を、ネット上で結びつけるサービスです。
投資家はオルタナバンクが募集する案件に投資することで、分配金を得られる仕組みとなっており、融資型クラウドファンディングとも呼ばれています。
オルタナバンクは、2002年に設立された実績のある証券会社のSAMURAI証券によって運営されています。
証券会社は取得のハードルが高い、第一種金融商取引業者の資格が必要です。簡単に取得できるものではなく、ソーシャルレンディング運営会社で取得している業者は多くありません。
厳しい基準をクリアしていることが、オルタナバンクの信頼性の高さを示していると言えるでしょう。
また、頻繁にキャンペーンが実施されているのも魅力の一つです。
キャッシュバックやAmazonギフト券がもらえるなど、リターン以外の部分でもお得に投資できるチャンスがあります。
また、オルタナバンクではそのサービス名が示す通り、オルタナティブ投資を取り扱っているのも特徴です。
これまでは、一部の投資家が行っていたオルタナティブ投資に、誰でも参入しやすくしてくれています。
オルタナティブ投資とは?
オルタナティブ投資とは、上場株式や債券などの伝統的資産以外への投資のことを指します。
不動産投資や金投資、未上場株式投資といったものが対象です。
流動性や換金性が低い代わりに、経済動向の急激な変動を受けにくいため、中・長期的な運用手段として注目されています。
一般的に個人投資家が始めるには、ハードルが高い投資分野といわれています。
オルタナバンクのメリットとデメリット
投資を始める前に、メリット、デメリットを理解しておくことが大切です。
オルタナバンクには、下記のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 過去の元本償還実績が100%
- 高利回り案件が多い
- 保証や担保付き案件がある
- 投資先の種類が豊富
デメリット
- 元本割れの可能性がある
- 途中解約できない
それぞれ解説していきますので、迷っている方は判断材料にしてください。
過去の元本償還実績が100%
オルタナバンクは2016年のサービス開始以来、2023年11月現在まで一度も貸し倒れなどは発生していません。
2023年11月時点で完了しているファンド数は255件、累計の申込額は225億円を超えていますが、元本償還率100%の実績を誇ります。
厳しい審査基準を設定して案件を厳選していることの証左とも言え、投資に不安のある方でも安心できる実績といえるでしょう。
高利回り案件が多い
オルタナバンクの利回りは概ね4%~12%となっています。
現在運用中の案件を見てみると、6%~8%が中心で高利回りを期待できるものが多いです。
ほかのソーシャルレンディングサービスでは、平均3%~6%ほどなのに比べ高めに設定されているといえるでしょう。
リターン重視の投資をしたい方でも満足できる数値ではないでしょうか。
保証や担保付き案件がある
オルタナバンクには保証や担保が付いている案件もあるので、それらを選べばリスクを抑えて投資できます。
万が一の場合でも、投資した資金が返ってこないなどの影響を最小限に抑えられます。
担保や保証の有無は、各ファンドの詳細ページから確認できるので、気になる方はチェックしておきましょう。
すべての案件が保証・担保付きではない点には注意してください。
投資先の種類が豊富
オルタナバンクでは国内外問わず、さまざまな案件に投資できます。
不動産や金銭債権、ベンチャー企業など豊富な投資先が用意されています。
ファンドの募集もコンスタントに行われており、投資できる案件数も多く投資しやすい環境が整っています。
ほかのサービスでは、人気の高さや案件の少なさで希望の案件に投資できないケースも珍しくありません。
運用期間も3ヵ月~40ヶ月と幅広いので、投資先や期間を分散しリスクを抑えることも可能です。
元本割れの可能性がある
オルタナバンクも投資なので、当然ながら元本保証はありません。
融資先の業績が悪化すると、返済の遅延や貸し倒れを起こし、元本割れする可能性も出てきます。
運営会社自体が倒産してしまう可能性もゼロではありません。
途中解約できない
一度投資すると運用途中で解約はできないので、好きな時に自由に資金を引き出せません。
もし運用中に急に資金が必要になっても、現金化できないので注意が必要です。
特に長めの運用期間の案件に投資するときは、余剰資金を使うよう心がけましょう。
また、償還時期の異なる複数の案件に分散して投資することで、定期的に償還資金が入るようにする方法もあります。
オルタナバンクの評判・口コミは?
クラウドクレジットの良い口コミ
クラウドクレジットの悪い口コミ
現在までの元本償還率が100%というだけあって着実に利益が出ているとの声が多く、高利回りが歓迎されているようです。
バランスシートなどの財務資料をもっと詳細に確認したいという声もありますが、ネット上で公開募集される案件のため詳細な決算資料まで確認できるわけではありません。
担保や保証付きの案件などもありますので、公開されている情報の中から自身が投資しても良いと思える案件を探していきましょう。
初心者がオルタナバンクを始める際の注意点
オルタナバンクも投資なので、損をする可能性がある事は十分に理解しておく必要があります。
投資額が多く運用期間が長いほどリスクは大きくなりますので、初心者の方はまず少額で短期間の案件から始めてみると良いでしょう。
オルタナバンクなら最低1万円と少額から投資可能で、運用期間も3ヵ月~と短めの案件もあります。
貸し倒れのリスクや途中解約できない点を考えると、高額の投資や長期の案件はある程度慣れてからが無難です。
損をしたくない気持ちが強い方は、保証・担保付きの案件を選ぶのがおすすめです。
万が一企業の業績が悪くなり、返済が難しくなった場合のリスクを減らせます。
元本が100%保証されているわけではありませんが、影響は最小限に留められるでしょう。
投資する以上はリスクとリターンを把握し、個人の許容度に応じ余剰資金の範囲内で行うことが大切です。
オルタナバンクの賢い始め方
以上、オルタナバンクの特徴やメリット、デメリット、評判や注意点について解説してきました。
証券会社が運営おり、過去の元本償還率が100%という信頼感に、好印象を抱く方も多いのではないでしょうか。
投資先が豊富で高い利回りが期待できる点も、積極的に投資しリターンを得たいと考えている方には魅力的と言えるでしょう。
オルタナバンクへの登録は無料でできますので、興味のある方はぜひ検討してみはいかがでしょうか。
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