高利率で話題！BitLendingの評判と安全性について解説

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暗号資産（仮想通貨）といえば激しい短期売買を連想されることが少なくありませんが、長期的な目線に立って暗号資産（仮想通貨）を保有し続ける「ガチホ」も有効な投資戦略の一つとされています。

しかし、長期間にわたって暗号資産（仮想通貨）をただ眠らせておくだけでは資産を有効活用しているとは言えません。

そこで近年、暗号資産（仮想通貨）の新たな資産運用手法として『レンディング』が注目を集めています。

特に、BitLendingのレンディングサービスは高利率で暗号資産（仮想通貨）を運用できるとして話題になっていますが、安全性や評判などの面で心配な方も多いことでしょう。

そこでこの記事では、BitLendingの基本情報や利率、安全性、メリット・デメリットを詳しく解説するとともに、基本的な使い方についてもご紹介していきます。

レンディングの仕組みとリスクを理解し、自分に合った運用方法を見つけるために、ぜひ最後までご覧ください。

BitLendingとは

BitLendingとはどのようなサービスなのでしょうか。詳しくみていきましょう。

基本情報

BitLendingは、株式会社J-CAM（東京都港区）が運営する仮想通貨のレンディングサービスです。

暗号資産（仮想通貨）のレンディングとは、ユーザーが保有する仮想通貨を業者などへ貸し出し、賃借料を得ることができる資産運用手法のことです。取引所や専門業者を通じて貸し出し、一定期間後に賃借料付きで返還されます。

この仕組みを使うことで、ユーザーは寝かせている暗号資産（仮想通貨）を有効活用して利益を生み出すことが可能となるのです。

BitLendingの利回り

BitLendingではビットコインやイーサリアムなど、計6種類の仮想通貨を貸し出して運用することが可能です。

参考：BitLending公式サイト（2025/2/3時点）

利回りは仮想通貨の銘柄に応じて異なりますが、一番高いものでは10%もの高利回りが設定されています。

例えば利回り10％のUSDTの場合、1,000USDTを1年間預けて運用すると賃借料として100USDTを受け取れる計算になります。

このように、日本円の預金などと比べると大幅に高い利回りが提供されていることがわかります。

なぜ高い利回りが実現できるのか

BitLendingの利回りは、他の投資商品と比べて非常に高く見えます。なぜこのように高い利回りが実現できるのでしょうか。

実は、利回りの高さについては日本円の金利水準を基準に考えるのはあまり適切ではありません。

日本円と米ドルの金利水準が異なるように、通貨にはそれぞれマーケットの違いによって異なる金利水準が醸成されます。

取引が活発な仮想通貨やステーブルコインは仮想通貨取引所のレバレッジ取引やDeFi（分散型金融）、各種DAppsなどの運営者による旺盛な需要があるため金利が高騰している現状があります。

そのため、年率10%という利回りは仮想通貨レンディングの水準としてはそれほど非現実的なものとは言えません。

もちろん、これらの需要は仮想通貨市場の熱量に応じて大きく変動するため、今後利回りが低下する可能性もあります。

あくまでも現時点での利回りであって、将来の利回りが保証されているわけではない点は留意しておきましょう。

安全性・リスクについて

一般的に資産運用における利回りの高さはリスクの高さと比例すると言われていますが、この原則は仮想通貨のレンディングにおいても同様です。

仮想通貨のレンディングを利用する際、貸し手は次のようなリスクを負うことになります。

• 仮想通貨の価格が大きく変動するリスク（価格変動リスク）
• 仮想通貨を使いたいときにすぐに引き出せないリスク（流動性リスク）
• 預けた仮想通貨を借り手が返せなくなるリスク（信用リスク）

BitLendingの場合、貸した仮想通貨は最低1ヶ月間は払い戻しできないほか、その後も返還請求から実際に返還されるまで1週間程度の時間がかかります。

その間に仮想通貨の価格が下落すると、日本円ベースで計算した際に収支が赤字になる可能性がありますし、そうでなくとも仮想通貨を使いたいときにすぐに引き出せないことによる機会ロスを考慮する必要があります。

また、借り手（BitLending）が仮想通貨を返せなくなるリスクについても注意が必要です。

BitLendingの運営元である株式会社J-CAMは暗号資産交換業の認可を受けていないため、暗号資産交換業者に適用される顧客資産の分別管理などの厳しい規制水準をクリアしているかどうかが不明瞭です。

株式会社J-CAMは取引所を運営しているわけではないので認可を受けていないこと自体に問題はありませんが、暗号資産交換業の認可を受けて取引所とレンディングサービスを併設している競合他社と比較した場合、信用度の観点で不利な点と言えるでしょう。

こうしたリスクも併せ持ったうえでの高利回りであることを、しっかりと理解しておくことが重要です。

BitLendingの口コミ・評判

ここからは、BitLendingに対する口コミ・評判について見ていきましょう。

このように、多くの人がBitLendingのサービスに注目しつつそれぞれの判断で向き合っていることが伺えますね。

BitLendingの使い方

BitLendingを使うには、口座開設が必要です。

公式サイトの新規登録フォームでメールアドレスを登録し、案内に沿って必要事項の入力と本人確認を実施しましょう。

本人確認は多くの仮想通貨取引所と同様にスマホアプリを使った写真撮影に対応しているため、スマホさえあればわずか数分程度で申し込みができます。

審査は最短で即日完了、長くても3日程度とされています。

画像引用：BitLending公式サイト

審査が完了したらBitLendingにログインし、「暗号資産を貸し出す」ボタンから仮想通貨の貸し出しが行えます。

貸し出したい銘柄と数量を指定し、表示されたウォレットアドレス宛に仮想通貨を送金することで貸し出しは完了です。

画像引用：BitLending公式サイト（2025/2/3時点）

BitLendingに仮想通貨が着金した翌日から賃借料が発生しますので、適宜ダッシュボードから運用実績を確認すると良いでしょう。

まとめ

この記事では、BitLendingの基本情報や利率、安全性、メリット・デメリットを詳しく解説するとともに、基本的な使い方についてご紹介してきました。

なお、BitLendingでは暗号資産の返還手数料が年4回まで無料となっているため、せっかく運用して増えた資金が返還時に目減りするといったこともありません。

こうした細かい点も含めて、BitLendingは使い勝手の良いレンディングサービスと言えるでしょう。

長期間保有する予定の仮想通貨がある方は、ぜひこの機会にBitLendingの活用を検討してみてはいかがでしょうか。