担保|投資用語集

担保とは、投資や融資などで万が一返済が滞った場合に備えて、あらかじめ提供される「保証の対象物」のことを指します。
借り手が約束を守れなかった場合に、貸し手が損失を回避するために活用できる仕組みです。
クラウドファンディングや不動産投資の案件においては、対象となる土地や建物、事業資産などが担保として設定されることがあります。
担保があることのメリット
担保が設定されている案件では、投資元本の一部でも回収できる可能性が高まるという点で、リスク軽減効果が期待できます。
たとえば、不動産型クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどにおいては「対象物件の土地・建物」が担保となり、万が一プロジェクトがうまくいかなかった場合でも、その担保を処分することで損失を補填できる可能性があります。
担保の種類
担保にはいくつかの種類があり、投資案件ごとに内容が異なります。
種類 | 概要 |
---|---|
不動産担保 | 土地・建物を担保として設定。 |
動産担保 | 機械設備や車両など、動く資産が担保。 |
債権担保 | 将来の売上など、金銭債権が担保に。 |
担保があるから「安全」とは限らない?
担保がある=絶対に安全、というわけではありません。
担保の評価額が適切かどうか、また処分のしやすさ(換金性)も重要な判断材料となります。
また、万が一の場合でも、担保の処分には時間がかかることもあり、すぐに元本が返ってくるわけではない点にも注意が必要です。

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